歯を失ってしまった場合、以下の3つの補い方があります。
1. 入れ歯
2.ブリッジ
3.インプラント
それぞれメリットもデメリットもあります。
1.入れ歯
メリット:取り外しができる/保険だと比較的安価/歯を削らない
デメリット:毎食後洗わないとならない/部分入れ歯の場合、ばね(金属)が目立つ&両脇の歯に負担が掛かる/噛む力が健康な歯の20~30%
2.ブリッジ
メリット:固定式なので違和感がない/保険でできる
デメリット:両脇の健康な歯を削る/両脇の歯に力が掛かるので負担になる
3.インプラント
メリット:他の歯に負担をかけない/見た目が自然
デメリット:治療期間が長い/保険がきかない/手術が必要
「・・・どれにしたらいいか、わからない」
お口の状態や、ご希望、ご予算に合わせたご提案をいたします。
歯がないと、よく噛めていない状態で飲み込まれるので、胃腸に負担が掛かります。
下の歯が抜けた場合、上の歯が出てきたり、脇の歯が倒れてきたりします。
「もう少し早く治療していればよかった」とならないよう、早めのご相談をお勧めします。
インプラントとは?
抜けた歯の場所に、チタン製の人工の歯の根を埋め、人工の歯を着けて、噛み合わせを回復する治療法です。
固定式なので、自分の歯と同じような感覚で噛むことができ、見た目も自然です。
インプラント治療の流れ
インプラントは治療期間の長い治療法です。
でも、しっかり治療してメンテナンスを続ければ、食べるものを選びません。
どうしても怖いというイメージが先行してしまうインプラントですが、理屈がわかっていればその心配も少し和らぎます。
まずは知ることが大事です。
どのような手順で入れるのかをご紹介します。
手順1. 診査・診断・治療計画
お口の中の状況(残存歯、アゴの骨の状態、歯ぐきや粘膜、噛み合わせ等)を細かく診査します。
また、全身の状況についても、必要であれば内科等の主治医と連携します。
診査の結果をもとに診断し、治療計画を立てます。
手順2. 術前処置
お口の状態を健康にします。
お口のクリーニングをしっかりとし、歯周病も出来る限り治療します。
歯周病治療は、インプラント成功の鍵を握ります。
手順3. インプラント埋め込み手術/術後管理
アゴの骨にインプラントを埋め込むための穴をあけ、インプラントを入れます。
術後のケアがポイントになります。
手順4. かぶせ物(入れ歯の部分)の製作と装着
歯ぐきの状態が安定して骨とインプラント体がしっかりとくっついた事を確認して、かぶせ物をします。
(自分の歯に被せ物をするときと同じ要領です)。
手順5. 定期的なメンテナンス=成功のキーポイント
インプラントは、天然の歯とは全く違います。
お口の中がキレイかどうか?歯周病は大丈夫か?清掃状態・ネジのゆるみは大丈夫か?骨の状況などを定期的にチェックしましょう。
せっかく入れたインプラントです、長持ちさせておいしく食事が楽しめるよう、一緒にメンテナンスしていきましょう!