院長・副院長インタビュー

杉山一郎&杉山佳子

ご出身は?

院長

千葉の市川市です。

副院長

富山県の富山市です。高校まで富山にいました。
学校の帰り道に、木の実とって食べたり、尼寺に寄ってお菓子を貰って食べたり自然豊かなところで育ちました。
小さいころから家族みんなで通っていた歯医者さんが女医さんだったので、父から歯学部進学をすすめられたときも素直ににやってみたい!と思いました。

そうなんです!ちなみに、馴れ初め、聞いてもいいですか?

副院長

歯学部って、授業を受けて、実習して、放課後残って実習の残りをして・・と1日中、学校にいるんです。
5年生になると(歯学部は6年間勉強します)、実習室に行って、診療室に行って、勉強して、入れ歯を作って・・と、1日中グループでいるんですよね。
グループ単位で、口腔外科や矯正科など各科を回っていくので、一緒にいる時間が長いんですね。
実習中は、「先生にこんな事言われた」とか「ここはこうした方がいいよ」とかアドバイスしたり、班全員で話をする事が多かったです。
そんな時に優しかったんですね、院長は。(笑)

なるほど。お二人は大学病院でも勤務していたそうですが。

院長

はい、私は約11年、副院長は約6年、大学病院で勤務しました。

大学病院では、どのような治療をしていらっしゃいましたか?

院長

私は特に、「義歯(入れ歯)」や「補綴(ほてつ:詰め物、被せ物)」を専門的に治療していました。
当時から教授の担当している難易度の高い患者様には、数人でチームになって治療を行っていました。
今流行りの「チーム医療」ですね。
大学病院で勤務した最後の頃は、教授の治療チームのヘッドとして、様々な難症例にあたったり、後輩の先生に治療のアドバイスをしたりしました。
また、副院長も僕もそうなんですが、大学病院には様々な患者様がいらっしゃいます。
様々な患者様と対峙する経験が、何よりノウハウとなっており、現在のスマイル歯科クリニックの治療の礎になって、それを活かせていると思っています。

副院長

そういった意味で「大学病院の時と同じように」「どんな方にも」常に変わらない治療をご提供できるように二人とも心がけている、というのが私達の「治療理念」かもしれないですね。

大学病院は、「昭和大学歯科病院」とお伺いしました。

副院長

地域的にも洗足や、自由が丘や田園調布が近く、富裕層の方が多く、審美的な歯科治療に結構こだわる方が多かったです(汗)。
シビアな環境で治療していた事が、歯科医師としての治療技術の向上には欠かせなかったですし、今ではその経験が活きています、是非、審美的な治療もご相談頂ければと思います。

「歯医者さんって怖い・痛い」と思っている人が多いのですが、どのように対応されていますか?

院長

「いつもどおり」に進めます。

副院長

怖がる理由は「何をされるか?分からない」という不安感が大きいと思います。だから私が席を立ったときも「え?何しに行くの?先生?」という風に敏感になってしまうのだと思います。
だから「今日はこんな治療をします」「今から麻酔しますよ」など、やる事を逐一説明しています。

「いつもどおり」というのは、恐怖症の人に限らず「皆さんに同じように丁寧な説明をします」という意味なんですね。

院長

はい、だから怖がっていた患者さんも「思ったより治療がスムースに出来た!」というような感じで帰っていかれますね。
意外と普段どおりにしたほうが、うまくいくんです。

得意な治療は?

院長

専門の入れ歯ですね。

患者さんの割合は?

院長

高齢者の方もいらっしゃいますが、30~40代のお母さんと小学生くらいのお子さんがメインですね。
ここに住んで、都心の会社に行かれる方が多いので、その年齢層が多いですね。

治療とメンテナンスの割合は?

院長

半々くらいですね。
お子さんよりもお母さんご本人が「メンテナンスしたい」と通われています。
お子さんも一緒に3~4ヶ月に1回来ると、虫歯にならないですね。
診察台にモニター(テレビ)が付いているので、子供向けのビデオを見ることもできます。

印象に残っている患者さん、言われて嬉しかったこと。

副院長

小さいうちはお母さんと一緒にメンテナンスに来ていたけど、中学や高校に入って忙しくなるとなかなか来られなくなるケースもあります。
でも、たまに来てくれて、そのときに「あの小さかった子が、こんなに大きくなった!」と親戚のおばさんみたいに喜んでしまいます。(笑)

それは親としてもうれしいですね!「子供を一緒に連れてくるのは大変だ」と思っているお母さんが多いんです。自分の治療の間に子供を見てもらうことはできるのですか?また、子供が大泣きしても大丈夫ですか?

院長

子供が大泣きして、大変だって感じたことがないです。
キッズスペースがありますので、お母さんの治療の間は、そちらでお子さんに遊んでいてもらえます。
結構キッズスペースで遊んでいますよ。
遊んでいるお子さんが泣きそうになったら、スタッフが見に行きますし、必ずではないですが、スタッフの手が空いていればお母さんの治療が終わるまでお子さんと一緒に遊んだりします。

キッズスペースは、大きな窓があって明るくて、開放感があるので、子供だけでなく大人も気分がいいですよね。

副院長

キッズスペースにおいてあるクマさんは、患者さんにいただいたんですよ。
毎日、日向ぼっこが出来てクマさんもさぞかし気持ちいいと思います。(笑)

お互いどのように治療を進めていますか?

副院長

治療の方針でどうするか迷ったときは、お互いに相談してディスカッションします。
治療計画を立てるときに、どういう順番で治療するかとか、この方の治療をどうするかとか、一日の診療が終った後にレントゲンを診ながら行うことが多いです。
勉強熱心なので頼りになります。

お休みの日どんなことをしていますか?

副院長

映画を観にいったりします・・ミッション・インポッシブルとか観にいきましたね。

患者さんにメッセージをお願いします。

院長

夫婦で診療しているので、アットホームな歯科医院です。
当たり前の「丁寧な説明」を当たり前にやっています。
地域の皆さんのお口のホームドクターになれたらうれしいですね。

インタビュー2018/11/2